栃木県産イチゴをアピール JA全農とちぎ 吉川農水大臣へ2018年12月19日
クリスマス需要を控えたイチゴをアピールするため、JA全農とちぎは12月17日、農水省を訪れ、吉川貴盛農水大臣を表敬訪問した。高橋武・栃木県本部委員会会長および県内各JAの組合長、谷田部直久・同県本部長が参加し、栃木県産の「とちおとめ」と「スカイベリー」をPRした。
(写真)栃木産のイチゴを贈り、吉川農水大臣(前列右から4人目)にPRする高橋会長(同5人目)ら
日本一のイチゴ産地である栃木県では、主力品種の「とちおとめ」が約1万9000t、「スカイベリー」が約1000t生産されている。「スカイベリー」は「とちおとめ」の後継品種として期待されているイチゴで、栽培者はまだ120~130人。現在「とちおとめ」で、市場価格は高値で1パック(300g)1100円ほどの価格に対して、「スカイベリー」が同じく1300円前後。まだ知名度が低く、もっぱら贈答用に使われている。
試食した吉川農水大臣は「見た目は『とちおとめ』と変わらないが、甘い」と感想を述べた。高橋会長は「農水大臣に喜んでもらい、PRできたと思う。『スカイベリー』は酸味が少なくて評価されている。今年はまずますの気候に恵まれ、出来がいい」と期待を込めた。
※吉川大臣の「吉」、高橋会長の「高」の字は正式には異体字です。
(関連記事)
・旬の仙台イチゴをPR 全農みのりみのるプロジェクト(18.02.15)
・イチゴ8ブランドが味を競う(18.02.06)
・イチゴ生産はどこを目指すかでシンポ(18.01.09)
・輸送性優れたイチゴ「恋みのり」(17.02.21)
・栃木県産新イチゴ「スカイベリー」本格出荷(14.12.12)
・合言葉は「たちつてとちぎ」 栃木イチゴをPR(14.12.04)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日