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EU 福島県産のコメなど検査証明不要に2017年11月17日

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 欧州委員会は11月10日、放射性物質に関わる日本産食品の輸入規制の改正を決め11日に公布した。福島県産のコメなど検査証明対象から除外された。

 欧州委員会の今回の改正は、2015、16年の2年間(福島県は2014年から3年間)の食品中の放射性物質検査による基準値超過状況を参照し規制対象の見直した。
 福島県産のコメについて放射性物質検査証明書の添付が不要となる。水産物も福島のほか、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉産のブリ、カンパチ、マダイ、シマアジなどで証明書添付が不要となる。
 そのほか秋田県のすべての品目について証明書添付が不要となり、7県産の山菜類について添付対象品目が変更となる。具体的には山形のタラノキ、タケノコ、ゼンマイが除外され、岩手、茨城、栃木、群馬、千葉のタラノキ、ワラビ、ゼンマイ、クサソテツも除外される。長野のタケノコの除外とクサソテツの追加も行われる。
 改正規則は12月1日から施行。

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