水稲育苗箱専用殺虫剤「ゼロカウント」粒剤を新発売 ダウ・北興化学2017年11月29日
・特栽米や有機栽培米のニーズに対応
ダウ・アグロサイエンス日本(株)と北興化学工業(株)は、水稲育苗箱専用殺虫剤「ゼロカウント」粒剤を12月1日より発売する。
「ゼロカウント」粒剤の有効成分であるスピノサドは、過去10年以上にわたり、育苗箱施用剤の成分の一つとして、水稲の害虫防除に貢献してきた。
今回、新たにスピノサド単剤として「ゼロカウント」粒剤を発売することにより、農薬の成分数が限られる特別栽培や、化学合成農薬を使用しない有機栽培を行う生産者に向けて、より使い易い選択肢を提供することを狙いとしたものだ。
(写真)「ゼロカウント」粒剤のパッケージ
◎「ゼロカウント」粒剤の特長
・有効成分スピノサドは、化学合成ではなく天然物由来の物質であることから、有機JAS規格での使用が認められている。野菜や果樹においても、付加価値 の高い特別栽培や有機栽培で利用されている。
「ゼロカウント」粒剤は、水稲でも育苗箱処理することで、稲に被害をもたらすイネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、ニカメイチュウ、イネツトムシ、フタオビコヤガなどの重要害虫を防除する。
「ゼロカウント」粒剤は、稲への安全性が高いため、播種前でも処理することが出来る。播種前の培土混和時から移植直前まで、幅広い箱育苗の時期で使用できるので、生産者は各スケジュールに合わせて作業ができ、播種同時施薬機も使えることから、作業労働を軽減することが可能だ。
「ゼロカウント」粒剤は、12月1日より、ダウ・アグロサイエンス日本(株)および北興化学工業(株)が、商系・系統両ルートを通じ販売する。規格は1キロ袋×12と大型規格の2種類を予定している。
○問い合わせ先(1):ダウ・アグロサイエンス日本(株)事業企画部
○TEL:03-5460-2301
○問い合わせ先(2):北興化学工業(株)営業部技術チーム
○TEL:03-3279-5161
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