新規水稲用除草剤「カウントダウン」販売開始 バイエルクロップサイエンス2019年1月10日
バイエルクロップサイエンス(株)は、1月11日から、新規有効成分を配合する水稲用除草剤の販売を開始する。
販売を開始する水稲用除草剤「カウントダウン」(商系ルート製品名は「カウンシルエナジー」)は、バイエルが開発したトリアファモンとフェントラザミドに、クミアイ化学工業(株)が開発したエフィーダという作用機構の異なる3つの有効成分を含有する初・中期一発処理除草剤だ。剤型はそれぞれ1キロ粒剤、フロアブル、ジャンボの3剤型が用意されている。
主な特長としては、
▽ノビエ、多年生イネ科雑草(エゾノサヤヌカグサ、キシュウスズメノヒエ)および難防除多年生雑草に対して高い除草効果を発揮するトリアファモンを配合
▽ノビエおよび1年生広葉雑草に高い防除効果をもつフェントラザミドを配合
▽ホタルイ、コナギ、アゼナなどのSU抵抗性雑草などに高い除草効果をもつエフィーダを配合
▽上記3つの有効成分によって、幅広い雑草に対して1回の散布で優れた除草効果を発揮すること
▽さらに水稲に対する安全性が高く、田植同時散布が可能(1キロ粒剤)、直播水稲(稲1葉期からノビエ3葉期まで)でも使用可能(1キロ粒剤、ジャンボ)
▽4-HPPD阻害剤に感受性の新規需要米にも使用が可能
(関連記事)
・新規水稲用除草剤「サイラ/CYRA」を共同開発-JA全農と三井化学アグロ(18.11.28)
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