お雑煮が好き! 84.2% 雑煮に関する調査 タキイ種苗2016年1月4日
タキイ種苗(株)は昨年12月25日、正月の「雑煮」について全国の20~69歳の男女336人を対象に「お雑煮に対する意識調査」を行った。また40歳以上の女性で雑煮を自分で作り毎年3回は食べるほど雑煮好きという286人を対象に「都道府県別お雑煮の簡易実態調査」を行った。
「お雑煮に対する意識調査」でお雑煮が好きだと答えた人は84.2%、好きな理由として、美味しいから、おもちが好きだから、お正月らしいからなどがあげられた。
2015年の正月にお雑煮を食べた人は85.7%で、年齢層が高いと、さらに食べている人が多くなった。
またお雑煮に使うおもちの調達方法では、家でおもちをつくという人が一番少なく13.7%、お店で買う人が最も多く80.7%だった。
お雑煮に入っている定番の野菜は大根とニンジンが50%を超え、他はミツバやサトイモ、ホウレンソウなどがあがった。
◆西は丸で 東は角
都道府県別お雑煮の簡易実態調査」では、つゆやおもちを調査した。
おもちの分布は、福井、滋賀、奈良、和歌山より西は丸もち、富山、岐阜、愛知、三重より東は角もちと別れた。もともと丸もちは「古風で、京都の文化を受けた土地」、角もちは「江戸生まれの新風、江戸の文化を受けた土地」と言われている。その中で変わり種だったのは香川県のあんこもちだった。
つゆの分布では、関西近辺が味噌で、その他の地域はほとんど澄んだつゆの文化だった。もともと土地の基盤を担った京都・江戸文化のどちらかの影響で味が決まったとされ、全国的に澄んだつゆが多いのは、参勤交代で江戸の文化が伝わったためだと言われている。
(写真)地域によって違いのある雑煮
(関連記事)
・タマネギが今年食べた野菜1位に タキイ種苗の調査 (15.12.29)
・「京都ゆかりの厳選野菜」発売 創業180周年 タキイ種苗 (15.12.15)
・妻からみた夫の料理の点数 平均56.2点 夫婦の食事について調査 (15.11.20)
・タキイ種苗 創業180周年 茨城研究農場で見学会 (15.11.19)
・「すき焼き」が人気! タキイ種苗が鍋料理調査 (15.11.11)
重要な記事
最新の記事
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日