平成28年12月期第1四半期決算 売上高は376億7100万円 ヰセキ2016年5月17日
井関農機(株)は5月13日、平成28年12月期第1四半期決算(平成28年1月1日~平成28年3月31日)を発表した。同社は平成27年12月期より、決算期を3月末から12月末に変更した。従って比較対象となる期間が異なるため、前年同期比の増減は記載していない。
国内農業を巡る環境は、昨年産の米価が回復してきていること、補正を含む大型農政予算の確保など、回復に転ずる兆しが見られる。
こうした状況の中、同社グループは、国内において新商品の投入や顧客対応の充実を図るなど、拡販に注力してきた。また海外においては主力地域である北米、欧州、中国、ASEANでの販売強化に努めてきた。
結果、当第1四半期の売上高は376億7100万円となった。国内は、田植機を中心に農機全体は微減となったが、作業機と施設工事の増収により、売上高は281億6800万円となった。海外では中国市場の出荷が増えたことや、ASEAN向けの出荷が好調だったことから、売上高は95億200万円だった。
損益面では、営業損益は3億9400万円の損失、為替差損の計上などにより6億6300万円の経常損失、5億8300万円の四半期純損失となった。
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