農業女子PJコラボ農機「歩行型草刈機」を発表 井関農機2017年12月15日
農林水産省が主催する「農業女子プロジェクト」は、2013年11月に発足、本年11月で第5期目を迎えた。12月13日、井関農機は、つくばみらい市の同社「夢ある農業総合研究所」において、農業女子PJ4年の歩みを報告し、併せて農業女子コラボ農機第3弾となる「歩行型草刈機」をはじめ、2018年度上期新商品9品目18型式を発表した。
発表会の冒頭、木下榮一郎社長は「当社は、農業女子プロジェクト発足当初から参画し、農業女子PJコラボ商品第1弾のトラクタ『しろプチ』を一昨年に発表、昨年は第2弾として、ミニ耕うん機『ちょこプチ』を発売した。本日はコラボ商品第3弾となる歩行型草刈機『プチもあ』を発表する」と述べた。
農業女子コラボ農機の開発にあたっては、女性視点での要望やアイデアを採り入れ、ネーミング、デザイン、仕様などについての数多くの意見やダメ出しも含め、農業女子仕様のコンセプトをたかめていった。
(写真)左から菊池昭夫営業本部長、南健治会長、木下榮一郎社長
だからこそコラボ農機は「女性だけでなく、高齢者や非農家の方にとっても、安全で使い易いと高く評価されている。また、女性農業者を対象に、農機取扱いセミナーを全国各地で実施している」と、ハード、ソフト両面でのヰセキの支援対応を説明した。
2018年度上期新商品では、農業女子コラボ第3弾の歩行型草刈機「プチもあ」をはじめ、JAグループの低価格モデルモニター機に採用された大型トラクタTJXシリーズなど、9品目18型式が発表された。
(写真)左からヰセキ小野部長、木下社長、榎本佐和子さん、久和田早紀さん、上月良祐農水大臣政務官。
(関連記事)
・「ファーマーズ&キッズフェスタ2017」開催 JAグループ・ヰセキ(17.11.13)
・丸の内農園に農業女子とのコラボ農機出展 ヰセキ・丸山(17.11.07)
・「夢ある農業女子応援Project in東北」開催 井関農機(17.08.08)
・ロボトラなど新商品を発表 井関農機(17.06.15)
・優績営業マン 約800名が集い(17.01.16)
・平成29年度上期新商品 ミニ耕うん機「ちょこプチ」など10品目16型式を発表(16.12.16)
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日