「大人になって食べられるように」 春菊など 「成人の野菜摂取」 調査2016年1月7日
タキイ種苗
タキイ種苗(株)は1月6日、1月11日の成人の日にあわせた「成人の野菜摂取」に関する調査を20~60代の男女310人に行いまとめた。大人になって食べることができた野菜に、春菊、ピーマン、セロリが上がった。
昔苦手だったが、今は食べられるようになった野菜と答えた人は、春菊が14.2%、ピーマンが13.2%、セロリが12.9%だった。これらの野菜が苦手だった理由として、苦み、匂い、クセなどがあげられた。苦手な野菜が食べられるようになった理由については「いつの間にか食べられるようになった」や「大人になって味覚が変化した」などがあがった。
大人になり、野菜の摂取について特に気にしていることは、「たくさん摂るようにしている」が33.5%と最も多かった。20~40代の子育て世代は産地を気にかける傾向にあり、60代は無農薬や有機栽培について気にかけていることが分かった。
◆食習慣に乱れ
子供のころと異なる食習慣について、好き嫌いが減ったと答えた人が28.4%と最も多かった。その他に、野菜や魚が好きになったという意見もあったが、一人で食べることが多くなった、1日に3食食べなくなったなど食生活の乱れについての変化も見られた。
成人1日あたりの野菜摂取目標量350g以上を摂取できているかについて、摂れていないと考えている人が7割だった。
また、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受け、大人になったと感じたのはいつごろかという質問については、45.2%が20歳を含む20~24歳の時期と回答した。
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