安定的に収益を確保-農林中金上半期決算2017年11月29日
農林中央金庫は11月22日に2017年度上半期(9月末)決算を公表した。外貨調達費用の増加などで経常利益は前期比減となったが1426億円を確保した。
経常収益は前期比554億円増の7560億円となった。うち資金運用収益は同814億円増の5890億円となった。
一方、経常費用は同1011億円増の6134億円となった。このうち資金調達費用は同938億円増の4909億円となった。米ドル金利の上昇で外貨調達費用が同1096億円増となった。
その結果、経常利益は同456億円減の1426億円、純利益は同369億円減の1065億円となった。自己資本(バーゼルⅢ国際統一基準)比率は、普通出資等Tier1比率が3月末比▲0.59%の18.72%、Tier1比率が同▲0.59%の18.75%、総自己資本比率は同▲0.85%の23.54%となった。
(関連記事)
・「企業から家計へ」所得還元見込む 農中総研が2017~18年度経済見通し(17.11.24)
・わずか1時間足らずで完売 JA共済・早稲田大学寄付講座『東北まるしぇ in JA共済ビル』(17.11.24)
・【意見交換】「系統の資本持合規制」見え隠れ(17.11.20)
・「バーゼルIII」へ対応を 地域経済配慮し国内法制化【高島浩・農林中金総合研究所理事研究員】(17.11.08)
・秋の味覚で東北復興を応援 全中・経団連等がマルシェ(17.11.02)
・世界初 2センチ精度で飛ぶ完全自動ドローン(17.10.11)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日