酪農乳業の展開と発展についてのシンポ開催2018年10月15日
(一社)Jミルクは11月21日、わが国の酪農乳業史を振り返り今後の方向性などについて議論する「明治150年記念シンポジウム「近代日本における酪農乳業の展開と発展」を開催する。
Jミルクは、日本中央競馬会特別振興資金助成事業を活用し、本年度からの2か年事業として「酪農乳業産業史を活用した競争力強化事業」に取り組んでいる。
平成30年が明治元年から起算して満150年に当たることを記念し「明治150年」関連施策が、政府をあげて推進されており、本年度は学術研究者などを中心に、明治以降の酪農乳業産業史に係る史料などの収集活動を実施している。
この事業の一環として開催する同シンポでは、「4つのテーマに基づく講演」「パネルディスカッション」を行い、同時に「酪農乳業の歴史的知見を時系列にまとめたパネル」や「書籍・牛乳瓶などの標本史料」の展示をする。
日時:11月21日(水)13:30~17:30
場所:時事通信ホール(東京都中央区銀座 時事通信ビル2階)
参加費:シンポジウム無料、情報交換会1名2000円
定員:150名
申込み:11月14日までに申込書をFAXまたはメールにて
プログラム:
【講演】
(1)産業的牛乳生産のひろがり~東京における明治期の酪農~:矢澤好幸(日本酪農乳業史研究会常務理事)
(2)北海道酪農の夜明け~宇都宮仙太郎の系譜~:安宅一夫(酪農学園大学名誉教授)
(3)日本におけるミルク化学の歩み~明治期から戦後15年までの研究と技術~:細野明義(信州大学名誉教授)
(4)明治・大正期における牛乳と家庭生活~飲用の是非論をめぐって~:東四柳祥子(梅花女子大学食文化学部食文化学科准教授)
【パネルディスカッション】
近代日本の酪農乳業産業の発展を支えた原動力は何か?:講演者4名、前田浩史(Jミルク専務理事)
座長:和仁晧明(西日本食文化研究会主宰)
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