常に組合員の生活に寄り添う職員に JA共済連新入職員入会式2018年4月4日
JA共済連は4月3日、「平成30年度 JA共済連 新入職員入会式」を東京のJA共済ビルで開催した。
(写真)決意表明を述べる長野県本部の稲垣樹里さん
今年度の新入職員は263名(中途採用者15名を含む)でその内訳は
▽総合職147名(全国本部26名、都道府県本部121名)
▽一般職9名(同6名、3名)
▽引受センターで共済契約の引き受け審査業務を専門的に担う「引受センター職」6名(全国本部6名)
▽自動車損害調査サービスセンター(SC)で、自動車保障の共済金支払業務を専門的に担う「SC業務職」101名(都道府県本部101名)
となっている。
(写真)市村幸太郎JA共済連経営管理委員会会長
入会式で市村幸太郎JA共済連経営管理委員会会長は「新しい門出に当たって!」と題してあいさつし、まず「地に足をつけた仕事」をするために、「一つひとつ着実に与えられた仕事を確実にこなす」こと、そして「その仕事をイメージできるまで映像化する」ことが大事だと強調。それを積み重ねていくことで「余裕ができ、心が落ち着けば、課内、部内の働き、動きを意識し考える」ことで自分も立ち位置が見えてくる。そのことで「心が落ち着き、自分が役に立っている実感と同時に意欲が生じてくる」と語った。
(写真)平成30年度新入職員入会式の会場
さらに「何でもいいから好きな物事に熱中しがむしゃらに打ち込むべきである。上達しようと努力工夫することによって脳幹が刺激され感性が育まれていくのである。どんな音楽でも第一楽章が大事であるように社会人としての第一幕である20代をどう過ごすかは極めて重要だ」という石原慎太郎の文章を引用し、人生で大事な20代を満足できずに過ごすのか、とことん満足して30代につなげていくのか、どちらの道を行くのかは自分自身にかかっている、と話した。
さらに現在、JAグループが取り組んでいる「自己改革」の課題の一つである「地域社会の活性化」におけるJA共済の役割と職員のあり方について、日常的に地域についての思いやイメージを膨らませていく訓練をしていくことが大事だと強調した。
そして、最後に「いまだらだらしていてはダメだ。悩んだら、くじけそうになったら、誰かに話そう、決して一人で抱え込まないように!」と語り、「これからの皆さんに期待している」と結んだ。
これを受けて、全国本部の新入職員を代表して、草柳和哉さん(全国域総合職)が、「農業やJA共済を取巻く環境は大きく変化しているが、JA共済の理念である『相互扶助』に基づき、常に組合員・利用者の方々の一助になるという使命を胸に抱きながら、日々の業務に努めていく」と決意表明した。
(写真)草柳和哉さん
続いて、長野県本部の稲垣樹里さん(地域総合職)(※最上部の写真)が、学生時代を過ごした雪国・新潟での経験をもとに「雪の時期だけではなく、日々の生活にはさまざまな危険が潜んでいる」ことに気づき、「万が一」が起こった場合でも「組合員・利用者の方々の生活を支えるJA共済連の責任の重さを痛感」し、「日本や世界の情勢といった広い視野を持つこと」ともに「地域それぞれの組合員・利用者の生活に寄り添う意識を常に持つことも大切にしていきたいと考えている」と決意を述べた。
(関連記事)
・くらしと営農支えるJA共済へ(18.03.20)
・農業者向け保障を拡充 JA自動車共済仕組改訂(18.02.16)
・JA共済連がスマイルサポーター全国交流集会(18.02.09)
・作品の持つ力に圧倒される JA共済書道・交通安全ポスター表彰式(18.02.03)
・家庭の不用品を必要な地域へ JA共済連「きずなチャリティ」(18.01.31)
・シルバー世代向けDVD第2弾制作 JA共済連(17.12.20)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(126)-改正食料・農業・農村基本法(12)-2025年1月25日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(43)【防除学習帖】第282回2025年1月25日
-
農薬の正しい使い方(16)【今さら聞けない営農情報】第282回2025年1月25日
-
JAしれとこ斜里と連携 冷凍食品に本格参入 カルビー2025年1月24日
-
パーパスを実現する「地域」と「差別化」の意味 静岡で第4セッション【全中・JA経営ビジョンセミナー】(1)2025年1月24日
-
パーパスを実現する「地域」と「差別化」の意味 静岡で第4セッション【全中・JA経営ビジョンセミナー】(2)2025年1月24日
-
【JA女性組織活動体験発表】(4)私のやる気は無限大 JA・地域・女性会の仲間と共に 和歌山県 JA紀州女性会 椎崎ひろ子さん2025年1月24日
-
【JA女性組織活動体験発表】(5)人と人とをつなぐ架橋~フレッシュ16いつまでも~ 愛媛県 JA越智今治女性部 德丸和江さん2025年1月24日
-
【JA女性組織活動体験発表】(6)仲間との絆を次世代につなげよう 熊本県 JAやつしろ女性部 山住久美子さん2025年1月24日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】サツマイモを消せば世論が収まると考えたお粗末さ2025年1月24日
-
TNFDの環境開示は何から始めるか 農林中金と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年1月24日
-
JPIセミナー 農産物の環境負荷低減の見える化とJ-クレジット制度 今後の方向性を解説2025年1月24日
-
鳥インフル 米アラバマ州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月24日
-
「農山漁村」経済・生活環境プラットフォーム 設立記念シンポジウム開催 農水省2025年1月24日
-
(419)芸能アイドルと「卒論」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月24日
-
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 24日から開催 JA全農2025年1月24日
-
ブルボン×ニッポンエール「フェットチーネグミPREMIUM長野県産ぶどう三姉妹味」新発売 JA全農2025年1月24日
-
JAしれとこ斜里と原料ばれいしょの安定調達で連携 カルビーグループ2025年1月24日
-
「一村逸品大賞」受賞商品集めた特設ページ開設 JAタウン2025年1月24日
-
「素直な、おかか。かき醤油」 新発売 マルトモ2025年1月24日