人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
241029 グレインSP SP
FMCプレバソンPC
JA全中中央SP

JAの活動:第4回営農・経済フォーラム

【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA甘楽富岡鷺坂秀幸代表理事組合長2018年9月19日

一覧へ

立地を活かしたインショップで所得増大

 

鷺坂秀幸・JA甘楽富岡代表理事組合長 当JAは市場外流通による直接取引で販売コストの削減に努めてきた。直販事業は2つの直売所「食彩館」と東京都内の大型量販店インショップで構成し、少量多品目による野菜振興の核と位置づけてきた。
 JA自己改革は「食彩館」を利用してわれわれの取り組みを周知するようにしてきた。利用者にJAの総合事業利用に対してプレミアムポイントを付与する取り組みなどでJAの役割、事業について地域に理解を広げることに力を入れている。「食彩館から始まる新たな協同」が合言葉だ。直売所の利用者が増えることは地域の農業生産拡大にもつながる。
 とくに食彩館をJA未利用者との接点確保の場とし、総合事業体としての強みを最大限発揮して、信用、共済、経済事業など複数事業利用を促していく。
 組合員数は正・准あわせて1万2000名程度だが、カード発行枚数は1万7000枚を超えた。カードの利用状況は60%となっている。金融共済部とも連携し定期貯金新規獲得運動で粗品の選択肢のひとつとしてプレミアムポイント付与も企画した。
 インショップ事業は東京都内の量販店を中心に平成10年に始めた。29年度で出荷金額は10億円を超えた。出荷者会員は410名。取引店舗は54店舗まで増えた。インショップでの販売を専業とする農家も増えた。
 露地キュウリ、長ネギキャベツなどの売れ筋商品だけでなく、販売現場からの要望に応えて希少作物の作付けも進めてきた。新規就農者もインショップ販売で参入するようになった。JAとしても地域外から、あるいは非農家からの新規参入者にはインショップ販売主体の営農を提案している。これによって経営基盤が弱くても「食える農業」を実践している。
 そのほかコンニャクの加工工場の直搬入や、パッケージセンターによる出荷調整作業の軽減などによる農家所得向上への取り組みも実践している。「少量多品目生産」と「多様な担い手」に即した産地づくりによる所得増大を今後も重視する。

(写真)鷺坂秀幸・JA甘楽富岡代表理事組合長

 

(関連記事)
【第4回営農・経済フォーラム】所得増大、生産拡大へ自己改革加速を(18.09.18)
【第4回営農・経済フォーラム】基調講演・日本大学商学部 川野克典 教授(18.09.18)
【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA新はこだて 二本柳寛常務理事(18.09.19)
【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA中野市 望月隆常務理事(18.09.19)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JA越後ながおか 佐藤勝平常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JAにしみの 加賀清孝常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JAグリーン大阪 谷川佳央常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JAしまね 坂本忍常務理事(18.09.21)
【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JA四万十 國廣純一代表理事常務(18.09.21)
【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JAふくおか八女 北島良男常務理事(18.09.21)

重要な記事

20241118 トウキョウX SPSP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る