人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
SPヘッダー:石原バイオサイエンス・クロスアウトフロアブル
FMCプレバソンPC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

JAの活動:第4回営農・経済フォーラム

【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JA四万十國廣純一代表理事常務2018年9月21日

一覧へ

篤農家と一体で 地域の技術を高水準に

 

【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JA四万十國廣純一代表理事常務 平成18年度に営農アドバイザー制度を創設した。新規就農者や経験の浅い農家の指導を目的に篤農家16名をアドバイザーとして委嘱した。営農指導員、普及員と打ち合わせを行い3者が一体となった指導体制で取り組む。
 対象品目はミョウガ、ニラ、ハウスピーマン、ショウガなど現在は10品目。若手営農指導員の先生としての役割も持つ。
 営農アドバイザーは地域を巡回して指導、年度末に全員が集まり、検討会を開き課題と目標を整理する。JAの事業計画の基礎にもなる。
 農家の経営支援では、記帳支援・代行、経営分析を行っている。経営分析結果をもとに栽培面・経営面の課題、改善策、目標について農家と話し合う。
 ニラを例にとると、定植の遅れ、灌水不足、温度不足などの課題が明らかになり、ポット苗の導入、チューブ灌水、設定温度の変更、品種変更など改善策を実践したところ、それまでの平均単収6tが7.3~7.5tに向上したほか、厳寒期の収量も20%増となった。これにより28年度の販売額は10億円を突破、29年度は11億円を超えた。単価高も要因だが、収量増加は生産者の自信を深めた。
 米では良食味産地として「仁井田米」ブランドが認知されている。17年産から買取販売を実施している。地域の米価の下支えになっている。
 土地利用型農業の後継者不足に対応するため、JA出資法人、営農支援センター四万十を設立した。現在、水田100haの経営、作業受委託、水稲育苗などを行っている。
 近年は労働力不足が問題になっており、とくにショウガの収穫作業で顕著。10月中旬からの1か月間に700人程度が従事。JA無料職業紹介所で募集してきたが、年々求職者が減ってきた。対策としてインターネット求人サイトに掲載、県内は新聞チラシの配布エリアを拡大した。29年度は県内外から20名を確保したが、宿泊場所、休日の設定など課題もある。
 31年1月にはJA高知県が発足。合併してよかったと組合員から評価されるよう努力したい。

(写真)國廣純一・JA四万十代表理事常務

 

(関連記事)
【第4回営農・経済フォーラム】所得増大、生産拡大へ自己改革加速を(18.09.18)
【第4回営農・経済フォーラム】基調講演・日本大学商学部 川野克典 教授(18.09.18)
【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA新はこだて 二本柳寛常務理事(18.09.19)
【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA甘楽富岡 鷺坂秀幸代表理事組合長(18.09.19)
【第4回営農・経済フォーラム】東日本地区実践報告・JA中野市 望月隆常務理事(18.09.19)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JA越後ながおか 佐藤勝平常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JAにしみの 加賀清孝常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】中日本地区実践報告・JAグリーン大阪 谷川佳央常務理事(18.09.20)
【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JAしまね 坂本忍常務理事(18.09.21)
【第4回営農・経済フォーラム】西日本地区・JAふくおか八女 北島良男常務理事(18.09.21)

重要な記事

241029・日本曹達 ミギワ10右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る