働き方改革検討会を都立園芸高校で実施2018年1月19日
・農水省
農林水産省は1月24日に東京都立園芸高等学校(東京都世田谷区)において、第2回農業の「働き方改革」検討会を開催する。
検討会は、農業を職業とする人々にとって魅力ある職場環境づくりを進めることを目的に設置され、農業経営者や有識者などからなる。幅広い農業者などの「知恵」が集まるよう、ヒアリングを中心に活動している。また、ウェブ上での「農業の働き方改革」アイデアの募集、農業経営体、農業経営者向けのアンケート調査、農業高校での開催、地方と東京をテレビ会議でつなぐサテライトなども実施している。
園芸高校での検討会の実施は今回が初めてとなるが、同省経営局就農・女性課によれば、その目的は、検討会のメンバーが将来の農業の担い手として期待される高校生に対して、農業の魅力を直接アピールするだけでなく、直に触れ合うことで「いまどきの高校生の感覚」や「農業に対する思い」などを知る貴重な機会ともなる。
一方、高校生も、検討会のメンバーと直接出会うことで、率直な意見などを伝えることができることから、双方にとって有効な意見交換の場となることが期待される。
当日は午後1時30分から、徳田安伸同校統括校長の案内による委員会の校内見学に始まり、続いて、同課の佐藤一絵課長による「特別授業」が行われる。農業の働き方改革の狙いや農業の魅力などを伝えることがテーマだ。
なお、農業の「働き方改革」アイデアは、2月28日まで、農業の「働き方改革」アイデア募集!で募集を行っており、多くの参加を募っている。
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