農政:緊急企画:許すな!日本農業を売り渡す屈辱交渉
コメの輸入増が心配【熊谷健一・農事組合法人「となん」代表理事組合長】2018年10月3日
安倍政権のやりたい放題ではないか。総裁選では、自民党の地方党員の45%が石破氏に投票したが、野党が4割の力を出せれば、農業や農村について、政府の姿勢が変わるのではないかと思う。その意味で野党のだらしなさが情けない。
日米の二国間の交渉になると、アメリカは今のミニマムアクセス以上の米輸入を押しつけてくるだろう。輸入に対抗するためということで政府は大規模経営の育成をとなえているが、しょせん限界がある。
「となん」は水田・畑を合わせて約2000haの法人で、家族経営を中心とした集落営農から発展したもので、大規模も小規模も一緒にやっている。集落を維持しながら、郷土・文化を守っている。このように農業には単に経済理論だけで片付けられない役割がある。JAは組織力・政治力を発揮してほしい。
(許すな!日本農業を売り渡す屈辱交渉 関連記事)
・農は「いのち」の「生存条件」【内橋克人・経済評論家】
・TPP11と日米TAG ダブルパンチで脅かされる食の安全【堤未果・国際ジャーナリスト】
・日本農業をトランプに蹂躙させてはならぬ【森田実 政治評論家・山東大学名誉教授】
・日本一の和牛産地で 農家の意欲低下懸念【下小野田寛・JA鹿児島きもつき代表理事組合長】
・自動車の盾として農業を売り渡す屈辱交渉は許されない【醍醐聰・東京大学名誉教授】
・日本を標的にするトランプ大統領【孫崎享・評論家】
・TAGは「実質FTA」でなく「FTAそのもの」【鈴木宣弘・東京大学教授】
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日