コロンビアAdnicol社を子会社化 日本農薬2017年12月28日
日本農薬(株)は、平成29年12月26日開催の定時取締役会において、Adnicol社(コロンビア共和国ボゴタ市)の発行済み株式を100%取得することを決議した。
アンデス・中米地域の農薬需要は1400億円。その内、コロンビアの農薬需要は約600億円を占めており、今後も農薬市場の成長が期待されている。
これまで日本農薬(株)は、同地域において現地販社へ販売ライセンス権を付与し、現地技術スタッフを起用して普及・開発活動を行ってきたが、更なる事業活動の強化・拡大を目的としてAdnicol社を子会社化し、Nihon Nohyaku Andica S.A.S.に社名変更することを決議した。
なお、同社は2010年よりAdnicol社に、コロンビアにおける農薬登録の維持管理を委託している。今後、コロンビア内の直販開始や、同地域における販売・開発・物流を一元統括することにより、一層の事業拡大を図っていく方針だ。
今後の予定は、2018年2月に株式取得、名称をNihon Nohyaku Andica S.A.S.に変更。2018年3月に、農薬の輸出入、開発、販売及び普及に関する事業を開始する。
(関連記事)
・子会社ハイデラバード社の商号変更 日本農薬(17.12.22)
・【人事異動】日本農薬(12月19日付)(17.12.11)
・海外事業が売上げの過半超 増収減益-日本農薬(17.11.14)
・ベトナムの現地法人営業を開始 日本農薬(17.10.19)
・的場 稔氏がシンジェンタジャパン社長に(17.10.06)
・「のれんの減損損失」 548百万円を特別損失に計上 日本農薬(17.09.28)
・平成29年9月期第2四半期増収減益決算発表 売上高は354億89百万円 日本農薬(17.06.01)
重要な記事
最新の記事
-
生産量日本一 茨城県産「れんこん」30日まで期間限定で販売中 JAタウン2024年11月5日
-
「秋のまるごと豊橋フェア」7日から全農直営飲食店舗で開催 JA全農2024年11月5日
-
グループの特例子会社2社を合併 クボタ2024年11月5日
-
病害虫対策を支援 農業向けアプリ「FAAM」をアップデート 11月中旬に配信2024年11月5日
-
乳の価値再発見「ジャパンミルクコングレス」最新のミルク研究を発表 Jミルク2024年11月5日
-
日本酒を鍋料理と合わせて楽しむ「鍋&SAKE」キャンペーン実施 日本酒造組合中央会2024年11月5日
-
宅配インフラ活用 家に居ながらフードドライブに協力 パルシステム千葉2024年11月5日
-
草刈りは手放しで AI+自律走行「MAIRAVO」コンセプト機発表 オカネツ工業2024年11月5日
-
AgVenture Lab「学生ビジネスプランコンテスト"JUMP Vol.4"」エントリー受付開始2024年11月5日
-
「第3回全国りんご選手権」最高金賞は弘前市「とっこの森のりんご園 完熟名月」2024年11月5日
-
「XSトラクター」発売記念キャンペーン開始 三菱マヒンドラ農機2024年11月5日
-
桜色のグラデーション「サンパティオ ブラッシュピンク」本格販売 サカタのタネ2024年11月5日
-
(408)技術と文化・伝統の引継ぎ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月3日
-
令和6年秋の叙勲 加倉井豊邦元全厚連会長ら77人が受章(農水省関係)2024年11月3日
-
シンとんぼ(116) -改正食料・農業・農村基本法(2)-2024年11月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (33) 【防除学習帖】第272回2024年11月2日
-
農薬の正しい使い方(6)【今さら聞けない営農情報】第272回2024年11月2日
-
【25年産米】適正生産量683万tに懸念の声も(2)高米価でもリタイア?2024年11月1日
-
【25年産米】適正生産量683万tに懸念の声も(3)ギリギリ需給でいいか?2024年11月1日
-
【特殊報】「サツマイモ炭腐病」県内のサツマイモに初めて確認 鳥取県2024年11月1日