JAの活動:新世紀JA研究会 課題別セミナー
どこへ行くJA! 危機突破・課題別セミナー 新世紀JA研究会2016年10月26日
JA改革が喫緊の課題になっているなか、新世紀JA研究会(代表=八木岡努・JA水戸組合長)は、改革に対する問題意識を共有し、全国へ広げるため、平成16年10月から東京で毎月「新総合JAビジョン確立のための危機突破・課題別セミナー」を開催。その報告・討議内容を農業協同組合新聞のシリーズ「紙上セミナー」として紹介しています。『JAcom』でもその内容を掲載します。
(このシリーズは新世紀JA研究会の責任で制作しています)
第24回:新たな准組合員対策について
・【覚醒】自民党の選挙公約と准組対策
・准組合員の新たな位置づけ提案―畑と食卓をつなぐ運動へ【JA東京中央経営企画部経営企画課長・荒川博孝】
第23回:いま組合長・管理担当役員に必要とされるもの
・【覚醒】位置付けを明確化 「地域農業振興に寄与する者」
・【意見交換】組合員と同じ目線で 准組600万人の重い事実
・トップの「想い」中計に【水谷 成吾・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
・協同の理念の共感を 都市農業への理解さらに【宮永 均・JAはだの専務理事】
・「見積もり」根拠文書に 業務引き継ぎにも有用【高山大輔・有限責任監査法人トーマツ JA支援室参事・シニアマネジャー・公認会計士】
・「人づくり」なくして 自己改革は完結しない【水谷 成吾・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
・コスト感覚を明確に 安易な人員削減と施設整理【水谷成吾・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
・北海道で生きる喜び どんな過疎地でも「安心」を【大見英明・生活協同組合コープさっぽろ理事長】
・【意見交換】商品一つを1円でも 小さな改革積み重ね
第22回:JA経営の危機と対応(経済事業)
・酪農専門の総合農協 各JAの経営理念明確に【石橋榮紀・JA浜中町代表理事会長】
・担い手につくる誇り 組合員が求める自己改革を【仲澤秀美・JA梨北常務理事】
第21回:JA経営の危機と対応(信用・共済事業)
・【意見交換】家計簿アプリや電子通帳提供へ
・JAバンクを取り巻く環境と次期中期戦略 【後藤彰三・農林中央金庫代表理事専務】
・最終決戦の地域金融 総合サービスで差別化を【谷山宏典・JAバンク中央アカデミー系統経営層・経営戦略研修会講師】
・「ひと」の保障をさらに保有契約維持で経営安定【有長光司・JA共済連常務理事】
・地域・准組とともに"食料農協"目指す 【宗 欣孝・JA福岡市代表理事専務】
第20回:監査法人の対応の現状とJAの監査契約のあり方(平成30年9月21日)
場所:JA東京南新宿ビル3F会議室(東京都渋谷区代々木2‐10‐2)
・【農水省】監査の合理化を支援 マニュアルの作成へ【日向彰・農水省経営局協同組織課課長】
・本店職員で確認チーム 信用事業の内部統制【川島徹・JA東京中央リスク管理室長】
・過去の業務実績を確認 JAへの理解度を評価を【戸津禎介・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
・事業別に本店へ機能集約 システム化によるIT統制へ【澄田貴・JAしまねリスク管理部担当部長】
・不断のチェックと改善を 内部統制文書の精度向上を【兵藤寿・JAあいち豊田リスク管理課係長】
・【覚醒】「自主判断」の陥穽 自民のリップサービス
第19回:農業生産資材価格の引き下げ(平成30年6月19日)
場所:JAビル27階・JA全中大会議室(東京都千代田区大手町1‐3‐1)
・肥料農薬・安く良質な資材を調達・供給【引屋敷 透・JA全農肥料農薬部長】
・機能を絞りモデル農機 「所有」から共同利用へ【冨田健司・JA全農生産資材部長】
・JAと共同資材店 両者の強み生かす【木村泰行・アイアグリ(株)代表取締役社長】
・「魚沼コシ」の誇り賭けて 「特A」奪還へ肥培管理徹底【駒形正樹・JA魚沼みなみ営農部長】
第18回:直販等販売事業の強化(平成30年5月23日)
場所:JA東京南新宿ビル3F会議室(東京都渋谷区代々木2‐10‐2)
・全農の販売事業改革着実に【岩城晴哉・JA全農代表理事専務】
・主食米の9割直販へ【山本貞郎・JA全農米穀部長】
・実需に基づき園芸産地づくり【酒井 肇・JA全農園芸部次長】
・生産部会を一本化 注文に応えられる体制へ【兵藤健一・JA栗っこ営農部販売促進課長】
・「青島」みかんに特化 出荷組合の組織力が支え【井口義朗・JAみっかび代表理事専務】
第17回:卸売市場法の改正とJAの対応(平成30年3月15日)
時間:13時~17時30分
場所:一般社団法人・日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
・取引方法は市場独自で 食品流通の変化に対応【宮浦浩司・農水省食料産業局食品流通課長】
・取引方法は開設者に 当面は現状追認、将来に備えを【細川允史・卸売市場政策研究所代表】
・許可制から認定制へ 市場間の格差拡大も【野上昭雄・JA常陸代表理事会長】
・市場淘汰・再編の恐れ 食料安定供給に不安も【阿部裕幸・JA邑楽館林常務理事】
第16回:JA信用事業のセーフティネット
内部管理体制構築を 新たな世代取り込みも【山田秀顕・JA全中常務理事】
「広域化」か「深掘り」か【古江 晋也・(株)農林中金総合研究所主任研究員】
【意見交換】JA経営の健全性担保に
「貯保」の積立金は十分 JAバンクシステムが機能【榎本浩巳・農林中央金庫JAバンク経営指導部長】
役割果たした貯金保険機構【萬代宣雄・JAしまね前代表理事組合長】
第15回:看過できない種子法廃止
大手資本が種子を支配 公共品種守る新たな法律を【山田正彦・元農水大臣】
格差・富の集中が加速【山本伸司・パルシステム連合会顧問】
種子は誰のもの 今こそ変革の時 本物の農業取り戻そう【ジョン・ムーア 一般社団法人シーズオブライフ代表理事】
高まる消費者の関心 更新100%の種子供給へ【糸賀秀徳・JA茨城県中央会県域営農支援センター副センター長】
第14回:農協改革はどこまで進んだか
監査に耐える体制を 通用しない前例踏襲【井上雅彦・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
「中間総括」農協改革はどこまで進んだか【福間莞爾・元協同組合経営研究所理事長】
第13回:農協信用事業改革とJAの対応(平成29年11月29日開催)
総合性の強み活かせ【山田貴彦・農水省金融調整課グループリーダー】
【覚醒】「排除」をアウフヘーベン 准組合員対策の本質(上)
信用リスクを軽減 運転資金は借り入れに【広岡隆明・農林中央金庫JAバンク経営指導部部長】
マイナス金利で破綻 職員の意識改革が急務【池田正・JA土浦代表理事組合長】
代理店化防ぎ農業振興【JAはだの改革推進室長 三瓶壮文 氏】
総合性発揮が基本 信用分離の選択しない【JA蒲郡市常務理事 壁谷 誠 氏】
第12回:農協改革とJAの対応(平成29年10月23日開催)
【覚醒】「農業振興」第一に
厳しい現実の直視を 改革で自立の道を探れ【農水省経営局協同組織課長 日向 彰氏 】
【意見交換】あらゆる選択肢検討
【覚醒】JA監査制度の大改革運動を ?M・S?
「バーゼルIII」へ対応を 地域経済配慮し国内法制化【高島浩・農林中金総合研究所理事研究員】
的確な監査人選任を 組合員への説明責任が重要【戸津禎介・有限責任監査法人トーマツJA支援室】
第11回:JAによる農業経営(平成29年9月25日開催)
【意見交換】本筋はJA出資法人 JA自らもリスクを
水田・畑作とイチゴ経営で【JA鳥取中央代表理事組合長 栗原隆政氏】
【覚醒】合併JAの憂鬱 ?K・F?
生産基点の事業次々 新しい視点でJAに新基軸【JA東西しらかわ前組合長 鈴木 昭雄 氏】
JA出資型農業法人の現状と意義 【馬場利彦・全国農業協同組合中央会参事】
担い手の不足に対応 出資型農業法人の確立へ【農水省経営局審議官 山北 幸泰氏】
第10回:JA共済事業の代理店化の是非を問う
購買事業と相乗効果 主体者として地域に関与【若森資朗・パルシステム生活協同組合連合会・元理事長(現顧問)】
JA主体の事業運営を 共同元受でJAのリスク軽減【村山美彦・全共連代表理事専務】
【覚醒】教育・道徳的価値を軸に≪M・S≫
【意見交換】内実はすでに代理店 株式会社化も俎上に
共済の強みはメンバー制 メリット実感できる組織に【農水省経営局協同組織課長 日向彰氏】
第9回:協同組合運動の司令塔めざせ
【覚醒】多様な組合間連携を
新全中を支え将来像を JAの体質改善・人材育成へ【前JAしまね組合長 萬代宣雄氏】
協同組合運動の司令塔めざせ― 中央会のあるべき姿 ―【JA全中 中央会改革対策室長 中村 義則 氏】
あるべき姿の設計を 国民・地域的課題視点に【元食糧庁長官・弁護士 高木 賢 氏】
【覚醒】農業農村協同組合運動を正准組合員の共同参画
第8回:信用事業譲渡・代理店化をどのように考えるか
専門農協の事業救ったJA【JAえひめ南代表理事組合長 黒田義人氏】
代理店化は徹底した検証・協議を ― 信用事業譲渡・代理店化で提言 ―
総合農協の強み発揮へ 農業金融で重要な役割【農林中金総合研究所基礎研究部長 清水 徹朗氏】
【意見交換】信用事業譲渡 代理店化は総合JAの否定
【覚醒】歪んだ国の政策を正す
【覚醒】支援を名目に"強要"
【覚醒】競争でなく助け合いで
第7回:販売力強化について マーケットインにもとづく直接販売の拡大
直接・買取販売へ 不退転の決意で【JA全農米穀部次長 栗原 竜也氏】
消費情報を販売戦略に【JA富里市前常務理事 仲野 隆三氏】
県間競争排しブロックで【JAみどりの代表理事専務 阿部 雅良氏】
【JAグループの園芸、米穀事業】「売ってもらう」から「自ら売る」へ
意見交換:ブロックでの結集を
【覚醒】「規制会議」の過剰介入 ?M・A?
第6回:農業生産資材価格の引き下げについて
【資材】共同購入を更に徹底 JA全農代表理事専務・吉永 正信氏
【肥料】銘柄を集約し交渉力 JA全農肥料農薬部部長・天野 徹夫氏
【農機】所有から共同利用へ JA全農生産資材部次長・冨田 健司氏
資材価格の引き下げ実践【JAひまわり参事・竹内康浩氏】
仕入れ機能の強化を 農機リースで担い手支援【JA水戸常務・岡崎一美氏】
意見交換:JAグループの肥料・農薬、農機事業 予約・共同購入の原点に返って
【覚醒】山口巌の改革に学ぶ ?K・F?
【覚醒】「農協の司令塔」忘れずに ?K・F?
JAの挑戦 茨城・JA常総ひかり 子ども食堂に無料で食材
第5回:事業制約・規制とJA信用事業譲渡問題
「利用制限」は憲法違反 新世紀JA研究会【(公財)すかいらーくフードサイエンス研究所理事長 入澤 肇】
准組あって農業振興 【(株)農林中金総合研究所務取締役 斉藤 由理子】
JAにとって信用事業はなぜ必要か【JA山形市参事・佐藤安裕氏】
意見交換:第5回セミナー(2/ 17)
【覚醒】基本に人間の「本性」 ?K・F?
台湾の農会(総合農協)から何を学ぶか ?白石正彦・東京農業大学名誉教授?
第4回:正組合員の問題としての准組合員対応
論理性のない利用規制 レクスコ・明田ラボ 明田 作氏
准組問題は正組合員の意識が鍵:JA京都にのくに
准組合員の位置付け明確に【小山良太 福島大学経済経営学類教授】
意見交換:キーワードは農と食
【覚醒】JA綱領の見直しも ?K・F?
【JAの挑戦/福島県・JA東西しらかわ】繁殖牛モデル農場で低コスト・多頭化へ
役員が担い手訪問【JAの挑戦】
第3回:JA信用事業の譲渡について
経営環境の厳しさ認識を【農水省経済局金融調整課組合金融グループリーダー・山田貴彦】
事業譲渡はどのような場合か―M&Aの際の手法 一部事業の切り離しにも【株式会社クリフィックスFASマネージング・ディレクター 竹埜 正文】
信用事業譲渡問題の争点 JAの経営破たん招く【(元)協同組合経営研究所 理事長 福間 莞爾氏】
意見交換:信用事業譲渡は有効か?
意見交換:信用事業譲渡 不確定な手数料
【覚醒】国の狙い 見極めよ 信用事業譲渡 ?K・F?
【覚醒】常に改革・新基軸を ?K・F?
学校給食は東京野菜 都市農業へ理解醸成
第2回:公認会計士監査移行に伴う課題と対策
公認会計士監査移行に備えて 決算書と内部統制を厳格に【有限責任監査法人トーマツJA支援室】
公認会計士監査移行の対策 JA横浜版を確立【JA横浜・波多野優常務】
意見交換: レビューがポイント 重くなる監事の責任 非営利法人の基準を
【覚醒】屈辱的な「進捗管理」 ?K・F?
【覚醒】曖昧な「自己改革」 ?K・F?
第1回:課題の共有と意識改革
危機感持ち意識改革を 政府の狙いは「総合農協解体」 ?福間莞爾・新世紀JA研究会顧問?
「足下の明るい内に」 人口減にそなえ1県1JAに 【萬代宣雄】
総合機能発揮へ英知を 食や地域の関係者全てと共に【神奈川県・JAはだの専務理事 宮永 均】
課題整理し行動計画を JA改革へ現実的対応 地域・組合員の支持が第一【協同経済経営研究所・加島徹専務】
公認会計士監査の概要と対応(上) ポイント押さえ最短距離で【有限責任監査法人トーマツJA支援室】
公認会計士監査の概要と対応(下) ポイント押さえ最短距離で【有限責任監査法人トーマツJA支援室】
意見交換:公認会計士と会話を 准組合員の議論必要(上)
意見交換:公認会計士と会話を 准組合員の議論必要(下)
【覚醒】JAらしい新基軸示せ ?K・F?
【覚醒】早急に「総審」開催を ?K・F?
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